




TENDER CO.
TENDER Co. Burro shirt "BROWN HAT"
Type 486 Burro Shirt。
伝統的なドレスシャツは、肩を覆う二重仕立てのヨーク(背中と前身頃をつなぐパーツ)によって構成されており、縫い代がその内部に隠れるような構造になっています。
この縫製工程は非常に複雑で、ヨークを縫い合わせてから表に返すまでの間、シャツの身頃全体をヨークの内側に巻き込んでおく必要があります。
縫製職人の間では、このように裏返して巻き込まれた状態のシャツが「ブリトー」と呼ばれています。
この「ブロ・シャツ」は脇の縫い目がない(サイドシームレスな)裁断が特徴で、左右の身頃は背中側で二重仕立ての縦長パネルによって接合されています。
このパネルは、伝統的なヨークを大きくし、向きを変えて配置したような役割を果たしています。
生地は横向きに裁断され、米国にて100%コットンの糸で縫製されています。
ボタンには特注の黒い「ジガーボタン」が採用されています。
柔らかい生地の裏側から、より装飾的なボタンを支えるために設計された、平らな2つ穴のボタンです。
品番 : 486
取扱店舗
O代官山 ?店
TENDER Co.
Designer:William Kroll(ウイリアム・クロール)「EURO EVISU」(エヴィス・ジーンズのヨーロッパ部門)にてデザイナーをしていました。
Savile Row(サヴィルロウ)でもテーラーリングの技術を学んだこともあります。
さらにデニムを極める為、デニムの聖地と言われる岡山県は倉敷市児島で、デニムの生産も学びました。
現在は、イギリスのセントマーチン(University of the Arts London Central Saint Martins College of Art and Design)において、デニムの講師を勤めています。
TENDER Co.の服は、アンティークのワークウェアや機械特にイギリスの蒸気機関車時代のものがルーツになっています。
テンダーとは、蒸気機関車において、石炭や水を積んだトラックのことで、機関車と車両を繋ぐ車両のことを言います。
イギリスを縦横無尽に走り回るための十分な燃料を積まないといけない為、よく鍛えられた鉄によって、あり得ない程頑丈に作られていました。
そして、TENDER Co.の服には、それらを研究しデザインし、製造から着るところに至るまで、頑強さといったテンダーの要素が落としこまれています。
機関車のテンダーのように丈夫で、常に身に付けハードに使ってほしいアイテムですが、そのアイテムが内包する歴史や物語をリスペクトしてほしいという願いもあります。
ただ、単に古い服をデザインソースにしたレプリカブランドではありません。
例えば、なぜヴィンテージ服が珍重されるのか、その製品の裏に隠れた重要な背景を表現しています。
ほぼ全てのヴィンテージワークウェアに、また長い間提供され愛されたのはジーンズです。
ジーンズの原点は、19世紀半ばのサンフランシスコ北部の金探鉱で、ハードワークに耐えられるようにテントのキャンバスから造られたのが始まり。
ですが、デニムの歴史家によると、これはほとんど作り話なんだそうです。
私たちが認識しているデニムの歴史は、リーバイスを筆頭に様々な企業が、ハードワークにも使える着心地の良いオーバーオールの必要性を、アメリカ製の金鉱労働者に植え付ける為の宣伝文句に過ぎません。
当時の広告を見ると、ネバダ州の金鉱労働者には「銀の岩と、金のヒモ、銅の山」が送られると約束されていました。
ですが、まさかそんなことあるはずありません。
Tenderは、そのような既成概念に対抗し、また新たにデニムの歴史に書き加えられるブランドです。
